HISTORY

   
1963年
1963年インペリアル・カレッジ・ロンドンを卒業したエレクトリック・エンジニアのデリック・パワーが33歳の時、ジョン・フォードと共に、ロンドンにテック・デル社を創業、ここからミニライトの歴史が始まった。
 
その年、ミニライトのプロトタイプが誕生し、プロダクションモデルはダイキャストで生産された。その後、ミニライトは、ロンドンのモーターショーにおいてラッドフォードのスペシャルミニに装着され一躍注目を浴びた。
   
1964年
1964年デリックとジョンはアメリカにもミニライトホイールの大きな市場が存在する事を実感し、特にルーツグループ(クライスラー・グループ)のサンビーム・タイガーにはミニライトが絶大な人気を博し、多大な成功を収めた。1967年にはセールスの68%が海外輸出となり、10、12、13、14、15インチそしてセンターロックと、ほとんどのサイズが既に揃っていた。
   
1965年
1965年にROOTESでミニライトを装着したミニが優勝し、1967年にモンテカルロラリーでミニが優勝したことにより、ミニライトも一躍世界的に有名になった。それ以降数々のレース、ラリーでミニと共にミニライトは活躍している。当時レース用に10インチのセンターロックキットが販売され、多くのミニ・クーパーやクーパーSが装着していた。その商品ラインナップは豊富で、ミニだけでも20種類以上のサイズを生産していた。
ミニライトの栄光の歴史は数多く伝説となり、人々に語り伝えられ”The Winning Wheel” 「勝利のホイール」と呼ばれるようになった。当時RAC、FIAのラリーでは、そのオリジナル性からレギュレーションで元のスチールホイール以外はミニライトホイールのみが使用許可されるといった事もあった。
 
   
1968年
1968年3台のミニがアクロバットを演じる映画「ミニミニ大作戦」でも勿論ミニライトホイールが使用されていた。また、イギリスのパトカーにも「強靱」「軽量」「安全」に定評のあるミニライトホイールが採用され、ローバーのパトカーにはアルミのミニライトホイールが装着されていた。
ワークスカーから量産車のオプションに至るまで、当時の殆どの車種と言っていいほど多くの車種に装着されていたことからも、その性能、信頼性は高く評価されていたことがうかがえる。

BMC(殆どのインターナショナルラリーとヨーロピアンサルンカーチャンピオンシップを制覇)、BL、AC(コブラ)、トライアンフ(特にTR7ワークスカーで1976年に優勝したのは有名)、BMW、フォード(オフィシャルモータースポーツカタログに掲載)、ロータス、ジャガー、メルセデス、モーガン、ポルシェ、ルノー、ローバー、サンビーム、サーブ、アウディ、ボルボ、etc.。またアメリカではフォード・ムスタング、シボレー・カマロなどの殆どのレース、ワークスでも使用され次々と制覇していった。
 

「強靭」「軽量」「安全」

「強靭」「軽量」「安全」
 
1960年代
ミニライトホイールは、「強靱」 「軽量」 「安全」の3つの基本理念と共に世界中で有名になった。また、その特徴的な 「8スポーク」 がデザイン的にも機能的にも優れていることで、誕生から数十年を経た現在においてもその基本デザインはほとんど変わらず輝き続け、今もなお数多くのファンに愛され続けている。

 
 
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